不妊治療は妊娠していただけるかどうかという結果がすべてと考えている医療施設が多いようです。しかし当院は不妊患者様のお気持ちをよくお聞きして理解させていただき、医師、看護婦、患者様の間でしっかりとした信頼関係を樹立することが大切と考えております。

「働いているので夕方にしか病院にいけない。」
「妊婦さんとは待合室で同室したくない。」
 
これが不妊症治療に通院される患者さんの大きな悩みです。そこで当院では夕方5時から6時までは不妊専門外来を設置しました。

妊娠を望まれる強さは各自で異なります。少しでも早くと思っておられる方や、逆になるべく自然にと思っておられる方。毎日でも通院可能な方や、週一回が限度の方。ひとりひとりに合った治療が必要です。じっくりと患者様の気持ちを聞かせていただいて、相談のうえ、治療方針を決定しましょう。

患者様のお仕事の都合やご家庭の事情にあわせて数回に分けておこないます。
子宮卵管造影などはなるべく痛みが少なくなるよう工夫しておりますので、大多数の方はほとんど痛みを訴えられないようです。
ご主人の精液検査はご主人がわざわざ来院されなくても可能ですので、ご主人自身は会社を休む必要はありません。逆に、ご自分の精液検査について詳しく相談されたい方は奥様とご一緒に来院していただければ検査結果をテレビモニターでご覧いただけます。第2子不妊の方、つまりお二人目がなかなか妊娠されない方は、小さなお子様連れで来院されてもかまいません。診察中は看護婦か事務の者がお子様のお世話をさせていただきます。

  • 不妊の原因にもよりますが、当院はなるべく自然妊娠をしていただけるよう努力しております。
  • 排卵誘発剤には経口と注射があります。まず、経口剤で治療いたしますが、無効な場合は注射を使用することもあります。
  • AIH及び洗浄濃縮AIHは、超音波を見ながら行い精液が確実に子宮内の良いポジションに注入されることを確認しております。
  • IVF、ETを行うにあたっては、ご本人はもちろんのこと、ご主人に来院いただき、充分に時間(約1時間)をかけて、事前に治療計画をご説明いたします。実際に行うかどうかは医師との話し合いのうえ、ゆっくり判断していただいて結構です。